春を待つ城のごちゃごちゃ
果てしなき言い訳 編

地味地味なお話を読んで下さって、ありがとうございます(この年になって、生まれて初めて書いたお話です)。
私の文章を書く力の拙さを置いといたとしても、とても読みにくいものだったと思います。すみません、すみません。
何でこんなにわかりにくくなってしまったのか、の言い訳編であります。
何でここから・・・?

なんで本編の二つ目なんて、半端なところから始まるのか?

もともと「真冬の光」と「春を待つ城」は一つの話として考えてました。
しかし、それだと話が異様に長くなってしまい、書きたいことが一つに絞れない。そこで半分に切り分けました。
「春・・・」を先に書いたのは単に手を着けやすかったのと、他のどの話とも接点があるので「次にどれを書いたとしてもつながるから便利だわ!」などと思ったためです。
また「真冬・・・」がとっても暗い話なので、書き始めには向かないと考えたためでもあります。

誤算

しかし手を着けやすい、といっても要は一つの話の後半から始める、という無理矢理にはかわりありません。
そしてそんな無茶をするには、ありていに言えば文章力がなさすぎでした。回想の回想、みたいな話の構造は手に余りました。

「どの話ともつながるお得な一編」ということに惹かれて、ラシードとの再会から話をはじめたことでも首が締まりました。
また、セディム本人を書くのにも

・回想初め(5から9話)
・回想後半(10から14話)
・現在(1から4話と、15、16話)

三段階の年齢で考え方も望むことも違うので、違いを出そうとするのが楽しくも難しくもあったです。
しかも、その前提段階の「真冬・・・」のことも頭のすみっこに貼り付けておかなければならない・・・


正直いえば、八割くらいは敗北宣言です。

それでも
しかし、それでも楽しく書かせてもらいました。文章を書いたのなんて、中学校の読書感想文以来です。
普段、仕事で文を書くといえば「お疲れさまです。添付資料をご確認ください。宜しくお願いします」というような、三行広告みたいなものばかり。
何て言葉で書こうか、こんなに頭を絞ったことありません。

とりあえず登場人物に「回想させる」のは、もっと上達してからのお楽しみに取っておこうと思いました。
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